ジャカルタより車で2、3時間ほどの町「Bandung」へ。
ここでの目的は、Tシャツメーカーに立ち寄ることだった。
町の中心街を抜け、小川沿いの真っ白な倉庫へ。
実にシンプルな工場の一室がオフィスのようだ。
知人の知り合いつてにアポ取りをおこなっただけあって、
実に丁寧に説明をしてくれる。
素材としての決め手として、私の頭の中にあったものは
1:素材自体に物語があること
(例えば、天然素材100%、特殊な素材、竹布など)
2:機能性に優れていること。
3:何か特徴があること。
この3点だった。
このうちのどれか一つでも、心が震えるものさえあれば仕入れメーカーとしては
お付き合いできると思っていた。
まず1に関して、やはりオーガニックは難しく、普通のコットン100%か
30%スパンデックス入りのものになってしまうとのこと。
ただし、ここへ来る前のこと、成田空港で有名ブランド「アル○ーニ」のセカンドブランドの
Tシャツを触っていて、この「スパンデックス」というものが入っている素材の
肌触りの良さは知っていた。
まず可能性があるとすればこの「スパンデックス」と「コットン」のTシャツだ。
ポリウレタン系合成繊維で、伸縮性に富み老化しにくいといわれている。
さらにこの素材の編み方も重要で、
事前に用意したセカンドブランドのTシャツを見せ、ネック部分や背中部分の編み方を
同じ編み方にしてほしいと依頼する。
厚みに関してもできうる限りあわせるように指示。
まずはサンプルを作成してもらい、様子を見て見積となる。
予想の価格とクオリティに仕上がれば、ここで決めたいと思っている。
うまくいけば、特徴、肌触り、価格の3つの武器が揃うこととなる。
こればかりはただただ祈るばかりだ。
サンプルがくるまでにまだこちらでやらなければいけないことは山ほどある。
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