現在すでに販売されている商品に貼っているシールの
バージョンアップデザインを製作することに。
昨年より、そこそこ動いている商品なだけに、
このシールデザインは特に重要なものになる。
色の構成を考え、決定権を持つ人の意見を聞き、
いかに「時間」を「浪費」しないように製作するか・・・
それだけが仕事ではないゆえ、時間との勝負がよりシビアであるし、
大成功したといって、自分に何か返ってくるわけでもないので、
モチベーションとの勝負でもある。
「勉強」という言葉が全ての今のモチベーションに繋げてくれる唯一の言葉だ。
デザインはある意味見る人の主観と、そのときの「気分」に左右されるものだ。
よっぽどの「地位」のある(決定権を有する)デザイナー以外の話であるが・・・
ここ数年、商品系デザインをやる機会が増えていった中で、
培った「効率よくOKを出させる方法」がそれである。
人によって言うことは千差万別で、
全ての意見を聞いていたらいつまでも決まりはしない。
ならば影響力がある比重の大きい人の意見から調べて、
それを組み込み、
あとは自分の好みのものも、提案として何案か出す。
であるからある程度の「捨てデザイン」も必ず必要なのだ。
ある意味無駄な作業のようだが、最終的にはより早く片付く。
ともあれ、私はデザインというものの「専門の能力」は人並みしかないと、
最近は素直に思ってきた。
私の強みは「デザインの力」と「営業の力」を相乗効果で、
「経営の力」に変えることだ。
人の得意分野はそれぞれ。
好きなことと、得意分野も違うこともよくあることだ。
だけども、その得意分野を見つけてから、それが好きになることは多いにあると、
実感している。
面白いものだ。
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